知っておきたい「海外駐在員」と「現地採用」について

企業から実力が認められ期待される人材!「海外駐在員」とは一体??

2020年11月13日 17時59分


海外就職を決めるとよく目にする文字、それが「海外駐在員」です。
これまで海外就職を考えていなかった人でも、もしかすると家族や親せき、友人が海外駐在員として海外で活躍しているということも多いかもしれません。
海外駐在員とは、その名のとおり海外に駐在している社員のことをいいます。
日本企業で雇用されている社員が、決められた期間のあいだ海外に派遣されて現地に駐在して仕事をするということです。
以下では、海外駐在員の特徴についてまとめています。
 
特徴1:海外駐在員の雇用主は日本国内の企業!
海外駐在員の大きな特徴といえば、「雇用主は日本国内の企業である」ということです。
簡単にいえば、転勤先が国内ではなく海外だったというイメージをもつと分かりやすいでしょうか。
海外駐在員として抜擢されるのは20歳前半の若手であることも多いですが、
その一方でキャリアを積んできた社員を家族帯同で海外に転勤させるといったこともあります。
 
特徴2:海外駐在員として抜擢される人はそれほど多くない
日本人の海外駐在員が世界中で活躍していますが、「海外駐在員として企業に抜擢される人はそれほど多くはない」という特徴もあります。
その理由は、一人の海外駐在員を海外に派遣すること自体が非常にコストのかかることだからです。
そのため、海外に派遣される社員というのは、基本的には企業に実力を認められた人や、期待を込めて海外に派遣させられた人、
といったことが傾向としては多いようです。
海外駐在員として働くことを目標にこの企業に就職したという人にとっては、海外駐在員として抜擢されること自体、
努力が認められたということで大きな喜びになるのです。
 
特徴3:海外駐在員は待遇がいい
海外志向の高い人のなかには、日本企業に就職しながら常に海外駐在員として海外で働くことを目標にしている人もいます。
その理由の一つが、「海外駐在員は待遇がいい」ということです。
海外駐在員は雇用主が日本国内にある企業であることから、給与はこれまでもらっていた額を支給されます。
さらに、海外駐在員として働くことで海外勤務手当や住居手当、教育手当などといった、多種多様な手当を受けることができます。
海外で仕事の手腕を発揮して、その仕事内容を待遇という面でもきちんと評価してもらえることに
海外駐在員としての大きなやりがいを感じるといった人も多いようです。